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2010年07月

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宇野亜喜良さんのトークショー&ライブペイント「宇野亜喜良、描く。語る」

UPがだいぶ遅くなってしまいましたが、記事まとめたので載せます。

6/26(土)に開催された、誠文堂新光社宇野亜喜良 創作の現場―Illustrator’s workshop刊行記念のイベント「宇野亜喜良、描く。語る」@高円寺 庚申文化会館に行ってきました。

以下に、
・会場の様子とイベントの流れ
・特に印象に残った話
の順で、記憶を頼りに書きます。

※文章長くなってしまったので、ポイントだけ読みたい方は、<特に印象に残った話>からどうぞ。

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<会場の様子とイベントの流れ>

会場に着くと、加賀まりこさん似の女性がいたりして(服装は上下白でガーリーな感じでまとめていらした)、その不思議な存在が宇野亜喜良さんのイベントっぽかったです。また、参加が予約制なこともあって、客席エリアはけっこう真剣に好きな人が集まっているようなムードが静かに充満していました。

(※加賀まりこさん似の方は、野村直子さんだったようです。無知で失礼しました。7/9追記)

そして、ついにご本人登場!


まず宇野亜喜良さんからの始まりのご挨拶として、
これは本を売る為のイベントで、自分の本があまり売れないので出版社の方の為にももっと本が売れるといいなという気持ちでこのイベントをやります、なので皆さんできれば本を買って下さい(笑)、だけど、ただトークをするだけで本を買って下さいというのもアレなので、もっとエンターテイメントなことをやりたい、楽しんでもらえることをやりたいと思い、ライブペイントもすることにしました、
というようなお話がありました。


宇野さんが座っている背後の壁には、左右に大きめの2枚のダンボールが貼ってあり、ライブペイントは2作品!観れました。


一作目は、昔若い頃にゲイバーに置かれるマッチのケース用に描いたイラストレーションを思い出しながら描きます、とのこと。少年がメインで、動物が周りにいます。上下をひっくり返すと、デーモンが見えるという作品でした。
もう一作は、少女がメインでした。


昨日考えて描いたというラフを見ながら、木炭でサラサラと線を描き、ところどころ布でぼかし、パステルのようなもので一部に色をつけていました。


絵を描きながら、ここのところ高円寺に通っているんです、というお話が始まり…。
高円寺といえば阿波踊りで、「阿波おどりホール」というものもあり(阿波おどりの予約が入っていない時には一般貸し出しも行う)、そこで岸田理生さんの「悪徳の栄え」を引用した寺山修司さん原作の演劇「青ひげ公の城」が公演されることになって、美術を担当する宇野亜喜良さんは大きな絵を連日描きにいっているとのことでした。
「阿波踊りっていうのは、体に泡をつけた女性が踊る…」と品のある穏やかな口調でかまし、会場に笑いが起こって、和やかムードになりました。
(その後もちょいちょい、宇野さんの言うところの“猥談”をまじえてのトークでした。でも常に品があって美しい。)


2つの絵が完成すると、本格的にトークに移りました。


今回のイベントの販促対象である『宇野亜喜良 創作の現場』を出版した誠文堂新光社 + 他に宇野さんの本を出版している幻戯書房、エクリ、マートル舎、のあわせて4社の出版社の社員さんが、それぞれ自社の本をプレゼンテーションするというコーナーもありました。
(これが個人的に面白かった!)

最後にプレゼンした幻戯書房の女性の方がとてもお話が上手な方で、急遽そのまま司会進行兼インタビュアーのようになり、色々と聞き出して下さった。最終的には、編集者とイラストレーターの対談になって、とても面白かったです。

『奥の横道』幻戯書房



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<特に印象に残った話>
※細かい言回しは多少違うかもしれませんが、お話の内容を書きます

1.ずっと画家とは名乗っていなくて、自分はイラストレーター。
2.本が意外と売れない。でも過去の本が骨董品みたいになって高値で取引されている。
3.出版社から返却されなかった原画が70点ほど出回っている。(お客さんがヤフオクで落札したという原画が登場!)

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© amasawa motoki